明日の3600秒ータイムリープ漫画

明日の3600時間

タイムリープ少女漫画

久しぶりに、タイムリープ関係の少女漫画にタマタマ出会えたので、報告するのであります。これも、時の運だったりしてなんてね。全4巻だけの掌編マンガではありますが、ナカナカの出来であったと感じております。それは、

「明日の3600秒」(作:紺野りさ)であります。

当然、漫画の題名にあるように、3600秒なので、60分→1時間のタイムリープの物語なのであります。そこで、最初のあらすじについては、Wikipedia殿に任せましょうか。今回は。

最初のあらすじ

ある日、1時間前にタイムスリップできる不思議な力が芽生えてしまった夏帆。
これは現実? それとも夢??誰にも相談できず自分でもコントロールできない中、同じクラスで一匹狼の茅野に力のことを知られてしまう…!
「俺はこのまま終わらすつもりねーから」そう茅野に迫られて―――!?

高校2年生の織部夏帆(おりべ なほ)は、京都の修学旅行の自由行動中に、取り壊される予定だという薄汚れた小さな祠を見つける。放っておけない性分の夏帆は、ホコリを払い、見ばえを少しだけ整える。別行動をしていた友達の元へ戻ろうとした時、夏帆は突然倒れてしまう。起きた時には既に3時間経過しており、急いで集合場所へ戻る。

日常が戻り、6時間目の体育の授業が終わった後、教室に戻った夏帆は、親友の冴子の大切なポーチが盗まれたことを知る。闇雲に探し回る夏帆は、階段から落ちてしまう。しかし目を開けた夏帆はどこも怪我をしておらず、おかしいと思いながら教室に戻ろうとすると、時間が巻き戻っていた。体育の授業中で誰もいないはずの教室に行くと、冴子のポーチを盗もうとしているクラスメイトを目撃する。自分から名乗り出るよう助言し、後日、2人の間で問題は解決する。自分に起こったことが理解できず、白昼夢だと思い込もうとしていた夏帆だったが、体育の授業をサボって屋上にいたクラスメイトの茅野圭一が、体育の授業で校庭を走る夏帆と、校内を走り回る夏帆が同時に写った、決定的な1枚の写真の撮影に成功していた。圭一に問い詰められた夏帆は、自分に起こったことをありのままに話すが、当然理解されない。

Wikipedia引用

タイムリープ理論

結構、まとまっているタイムリープ関係漫画です。当然、ラブコメになっていますが、全体がすっきりと整理出来ている面白い漫画ですね。

タイムリープについては、第3巻で京都に二人が、夏帆のタイムリープの力を得てしまった原因となる「祠たまゆら様」を探しに行った時に、茅野君から説明があるのだ。

茅野は言う。1時間だけのタイムリープは危険であると。1時間だけしか戻れないという気安さが危ないと思うと。ここの指摘が素晴らしい。

1時間だけだから、今まで、たまたま周りの変化に影響を与えなかったかもしれないが、これが1年とかのスパンのタイムリープになると、1年間の中で今まであったことが全て変わってしまうということがかなりの確率である。何故なら、人は常に細かい選択をしながら毎日を生きているのだから、タイムリープして何か1つを変えてしまうと、大きな変化になり大変なことになりかねないのだ。

なので、この漫画で、二人はタイムリープを捨てることの選択をしていくのだ。

この漫画の面白いところは、軽いようなラブコメなのに、しっかり、タイムリープについての矛盾や危険性について描き込んでいる点なのだ。

意思決定の重要性

私は、意思決定という分野を結構研究してきたこともあり、こういうライトな漫画なんかに、こんな感じで、ライトにヘビーなことを書かれてしまうと、驚き以上に感動してしまうのだ。毎日の意思決定って、凄いよね。何年か先、何十年か先の自分を決定してしまうのだから。

なので、この漫画、かなりのお薦めです。マンガや映画や小説に出てくるタイムリープやタイムトラベルとかのSF的ストーリーが多く出てきますが、空想の世界だと侮るなかれですね。直ぐに現実化はないにせよ、次元の問題や意思決定の問題や未来や過去の問題は、決して絵空事ではなく、重要なことなのです。決して、そんなことは出来ないのではなく、理論的に考えていくことが重要なのです。それをエンタメは教えてくれているのです。

もし、ターミネーターのように、人類を滅ぼすロボットの未来を、そうならせないために、タイムリープして、救世主を探し当てて、助けることが出来るのなら。未来は助かるか。

今、コロナの現状をみていて、もし半年前の中国武漢にタイムリープでき、その根本原因を潰すことが出来たのなら、と切に思う自分なのです。本当に、そんなことが将来出来たら良いなと夢想します。

せめて、漫画にでも夢を託します。

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