ビットコイン・ベイビー①:タオルは投げるな

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ビットコイン・ベイビー誕生

コインというのが、あのコインチェック事件から、今一つというか、暴落して、投資対象でなくなった感じがあるけれども、アッシのような中年オヤジでも、未だに、仮想通貨自体に関して、まだまだ可能性があると勝手に思っているのだ。あの時、かなりの資産を失ったのにも関わらずだ。

なので、負け犬の遠吠えよろしく、このオヤジは、リングに立っていることにしております。あの時ほど、多くの投入ベースではありませんが。

そんなこんなで、オヤジのビットコイン大好きを『ビットコイン・ベイビー』と称して、時々、記事を書いていくのでありますよ。子供のように、夢を追いかけるバカボンとしての意味もあるねぇ。へ、へ、へ。

何故、タオルを投げないの?

現在の2020年では、ビットコインに代表されるところの仮想通貨はあまり投資の対象として見られてはいません。極めて、あの事件のインパクトが強くて、胡散臭いモノとしての位置づけがされたかのようです。多くの投資家が、仮想通貨=コインから撤退していきました。そして、今、閑古鳥が鳴いているような状況にあるかもしれません。

しかしながら、本当にそうだろうか?という気持ちがどうしてもムクムクと、自分の中で湧いてくるのはどうしようもない。あれほど、損をしたのに。

自分の中で、リングに立ち続けたいと思っているのは、次のことをどうしても払拭できないからなのです。

1.ビットコインにおけるブロックチェーンという仕組みが否定されているわけでもないし、ブロックチェーンの持つシステムの凄さは、世界にとって、今後とも必要なことではないかと強く思うため。

2.ビットコインの上下運動が今も続いていること。

3.コロナショックの中で、金とビットコインの上昇があること。

この大まかな3点が近頃自分の中を強く蠢いているために、ビットコインへの投資に関して、タオルを投げるのを躊躇するのであります。

金との連動

ビットコイン・ベイビーとして、考えてみようではないか。夢を持って。今の金の上昇は何を意味するのか?それは世界経済がコロナのせいで、大変な状況を向かえているためであることは間違いない。世界恐慌やサブプライムショックのときを超えそうなまでの不安を煽られている今、歴史の中で長らく安定しているというか、このような不況下の中でも微動だにしない金の確実性に人は飛びつくのは必然であろう。結果、金は上昇を続けている。それが人の心理なのである。

過去のデータを見る限り、ビットコインは今後数年は価格が上昇する可能性が高いと私は考えています。

ストックフロー比率

金とビットコインの連動に関して、もう1つ面白い考えがあります。近頃、盛んに主張されているようです。YUTAの米国株投資ブログに詳しく書かれています。

YUTAの米国株投資ブログ
ビジネス目線で優良企業を毎月買い続ける、長期投資家YUTAの投資考察ブログです。

『ストックフロー比率』という考え方です。それに関して、少しだけ、簡潔に紹介しておきましょう。

というか、彼も、次の記事から検討しているのですが。PlanBさんが書いたビットコインに関する記事Bitcoin Stock-to-Flow Cross Asset Model(PlanB)を超参考にして記事を書いておるのです。

Modeling Bitcoin Value with Scarcity
“As a thought experiment, imagine there was a base metal as scarce as gold …" — Nakamoto

ゴールドやシルバーなどの貴金属は、めったにない珍しい物質なので価値が高いと言われています。どれだけ珍しいかを数値にする方法はいくつかありますが、ここでは「世の中に存在する量(ストック)」を「毎年新規に発掘される量(フロー)」で割った値(ストックフロー比率)を使うことにします。ストックフロー比率は大きいほど珍しい物質ということが出来ます。

(ストックフロー比率) = (世の中にある総量:ストック) / (毎年の供給量:フロー)

ゴールドやシルバーなどの金属は、世の中存在する総量を毎年供給される量で割った値(ストックフロー比率)が大きいほど、市場規模が大きくなる。興味深いのはストックフロー比率と市場規模でグラフを作ると、キレイにある線上に沿う傾向が見られることです。そして、今は、ストックフロー比率が2倍に上昇する半減期に金はなっており、金が更に大きく上昇する時期に入っているという。

ビットコインへの類推適用

この記事では、ゴールドやシルバーなどの貴金属の価格モデル(式)をビットコインに適用して、過去のビットコインの価格がこのモデルで説明できることを見ています。

貴金属が鉱山で採掘されて日々新しいものが世の中に出てくるように、ビットコインも約10分毎に新規のビットコインが日々発行され続けているので、貴金属で当てはまったストックフロー比率と市場規模の関係は、実はビットコインでも成り立つと考えています。まあ、類推適用ですね。ここが駄目なら全く駄目なのですが。今のところ、過去はそのように動いていたようなので、ビットコイン・ベイビーはここを信じることに致します。

1.ビットコインもストックフロー比率で市場規模が決まる。

2.ストックフロー比率が大きいほど、市場規模が大きくなる。ビットコインも同じ傾向が見られる。

3.2020年5月12日前後にはストックフロー比率が2倍に上昇する半減期と呼ばれる変化が起こる。ビットコインの価格が上がりやすい環境が整いつつある。

4.もしもこのモデルが正しければ、2024年までにビットコインの価格が2020年5月比で約10倍程度に上昇する可能性があることも見ていきます。

5.ビットコインはそもそもの設計段階で4年に1度、新規に発行されるビットコインの量が減少して、年々ストックフロー比率が上昇する仕組みがある。つまり、理論的にはビットコインの市場規模は、4年に1度ごとに大きく上昇する傾向がある。

ビットコイン・ベイビーの逆襲

YUTAの話では、理論的に、ビットコイン価格の上昇が今後期待できることになっている。当たるも八卦当たらぬも八卦ですので、興味のある皆さんは、彼の発言に注目はしておいた方が良いかもしれませんね。

以下、彼の意見をそのまま載せておきますね。

しかし、今の値の32倍は凄くね。100万が3200万だよ。しかし、未来予想図が結果として違ったとしても、夢のある話だよね。

ビットコインのストックフロー比率は2140年まで決まっているので、ストックフロー比率とビットコインの市場規模の関係の式がわかれば、毎年、毎月のビットコインの市場規模を算出することができます。市場規模の式さえわかってしまえば、世の中にあるビットコインの総量で割り算をすれば、ビットコイン価格(単価)を算出することが出来ます。

ビットコインは乱高下しつつも、長期的に見れば大きな階段を登るようにして、価格が上昇していることがわかります。上の図で注目したいのは、黄色く丸をつけた半減期と呼ばれるタイミングです。この半減期のタイミングで、ビットコインの理論価格が急上昇します。その仕組みはビットコインの半減期がわかると理解できます。

ビットコインの半減期は、10分毎に世の中に新規で発行されるビットコインの数が半分になるイベントで、ビットコインでは約4年に1回訪れます。この半減期をすぎると10分毎に新規で発行されるビットコインの量(フロー)が半分になるので、ストックフロー比率が2倍に増え、それにつられて市場規模も2倍、ビットコインの理論価格も2倍になります。

2020年の半減期は5月12日に予定されていて、この日を堺に理論価格は2倍に上昇します。そして過去の半減期と同じように価格が動くなら、半減期から数ヶ月〜1年遅れる形で、実際のビットコインの価格も上昇するはずです。2024年5月の予想価格は$105,523ドルでした。20年5月の半減期直前の実際のビットコインの価格が9,000ドル前後なので、理論が正しければ、4年間で10倍程度上昇することになります。

また、ビットコインに投資する際には価格の乱高下が激しい点にもご注意ください。過去の2回の半減期の翌年ではいずれも理論値を超えて、バブルのような急激な価格上昇をした後、その次の年(半減期の2年後)は最高値から約80%の下落を経験しています。

以前、以下の記事で4年に1回の半減期に合わせて、ビットコインの価格の動き方には4年周期のサイクルがあると話をしました。今回の半減期も過去2回と同様の動きをするなら、半減期の翌年(2021年)に行き過ぎた価格上昇を経験し、その翌年の2022年に大きく値下げて、半減期3年後は下げ過ぎた価格を取り返すように理論価格まで上昇して価格が落ち着くはずです。

ビットコインは価格変動が大きい上にクセがありそうなので、誰にでもおすすめできる投資ではありませんが、はじめから「無価値である」と決めつけるのももったいない投資対象だと思います。

ちなみに、この新しいモデルでの2020-2024年のビットコインの予想価格は288,000ドルで、20年5月の価格の32倍とかなり強気な数字を出しています。

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ビッコレ

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