今回の『俺のPOPS第65位』は洋画を観ていたら、このシャリーンの『I’ve Never Been To Me:愛はかげろうのように』に映画の後半にバックに流れていたのだよ。その調べの美しさに思わず、昔ラジオのPOPSベスト20でかかっていたことを想い出してしまい、とても、メランコリーな気持ちになったのだね。
愛はかげろうのように/シャーリーン(歌詞付)
曲の美しさに惹かれます。本当に、聴いてもらえば判るけれど、メロディがとても美しい。映画に使われたように、歌詞の内容は、人生の厳しい孤独のことが書かれています。その孤独は、この美しい癒しのメロディが流れることで、更に突き刺さってくるのです。
ビューティフル・デイ:ホアキン・フェニックス
その映画は何かと言うと、ホアキンン・フェニックス主演の『ビューティフル・デイ』なのであった。そうなのだ。あの『ジョーカー』でアカデミー主演男優賞実を取った名優なのである。
その前から、ホアキン・フェニックスを俳優としてかなりのレベルにあると思っている俺は、まだ観ていなかったこの映画をプライムビデオで今日観たのであった。
やはり、ホアキン・フェニックスが出ていると、映画に引き込まれてしまう。知らなかったが、カンヌ国際映画祭でも男優賞と脚本賞を取っていた映画であったのだ。
彼のその存在感。孤独を表現させたら、彼の右に出る者はいないだろう。この中で出てくる歌の『I’ve never been to me』はこの主人公と少女の孤独を表現した歌でもあるのだ。カスタマーレビューにも、同様のコメントがあった。
アメリカでは知らない人はいない挿入歌「I’ve never been to me 」のメッセージだ。それはイケイケで冒険を繰り返し、王とも恋愛した女性が、人生の終わりに孤独に耐えながら、パラダイスにも行ったことがある、でも自分自身にはたどり着けなかった、今自分にある幸福に気が付けることこそが、パラダイスなのだとうたう歌なのだ。軍人として強さを極めたはずの主人公もまた、心は病んで自分を救えていない。
カスタマーレビュー
危険な映像世界に、全感覚がのみ込まれる
第70回カンヌ国際映画祭 脚本賞&男優賞W受賞! 怪優ホアキン・フェニックス×鬼才・リン・ラムジー×音楽ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)米英の傑出した才能がスパークする衝撃作!
・元軍人で、殺しを厭わない冷徹な人捜しのプロという異色の主人公・ジョーに扮したのは、その類い希な個性でアカデミー賞(R)に3度ノミネートされた確かな演技力の持ち主、ホアキン・フェニックス。
・『少年は残酷な弓を射る』で世界を騒然とさせたリン・ラムジー監督6年ぶりの新作は、説明的な描写やセンチメンタリズムを排除し、徹底的に研ぎ澄まされたスタイリッシュな映像美を創出。
・『ファントム・スレッド』でオスカーノミネートも果たしたジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)が手掛けたそのソリッドな音楽と相まって、観る者の視聴覚をスリリングに刺激してやまない傑作が誕生した。 ・言葉にできない衝撃。アクション映画的ストーリーながら、見る者の予想を完全に覆し、斬新な手法と映画的余韻に満ちあふれた注目作。第70回カンヌ国際映画祭でホアキン・フェニックスが男優賞に、リン・ラムジー監督が脚本賞に輝いた。ストーリーは、孤独な男と全てを失った少女。
商品説明
その日、壊れた2つの心が動きだす―元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る―
Charlene – I’ve Never Been To Me (Official Music Video)
Official music video by Charlene performing “I’ve Never Been To Me”. Lyrics availabe. シャリーンのオフィシャルミュージックビデオ。音質は良い。
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