実家じまい顛末記(その①)

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本当に、久しぶりに、ブログに記事を書くことになった。何故、書かなかったというと、ブログを書くことに少し飽きたことと妻の実家の家仕舞いに、結構な時間と労力がかかったからである。

今年の初春から初秋までの半年以上、何となく、肉体的にもそうだが、精神的にも、この実家整理というライフにおけるイベントは、そこそこ、自分を振り回してくれることだったのだね。

誰もいなくなって、加えて、コロナがあって、長い期間、空き家になっていたその実家は、東京からかなり遠い北の外れにあった。妻は一人っ子だったが、両親の建てた家は大変大きく、10LDKはあった。そこに車を二台以上入れられる二階建ての車庫と書庫があり、庭には枯山水があり小川も流れ、少し離れたところに、作業用の小屋も作ってあった。

田舎は土地が安いのだろう。その分、家族3人という構成とは全く釣り合わない大きな建物を作ったのであろうが、それでも、家族にとっては住みやすいところだったのであろう。

そう言えば、遠い昔、結婚して間もない頃、夏の大きな祭りの時に、都心から、会社の同僚男女5人くらいをその祭りを見せて跳ねさせるために実家に呼んだことがあるが、彼らを泊まらせるのも十分だったし、どれだけ部屋があるんだと口々に彼らは言っていたことがある。

なので、正直、自分も2階の奥の部屋に行くのは昼でも薄暗くなっていて怖かったし、その手の映画やドラマには出てきそうな人形や絵画が何故かあったりして、インパクトが強かった。なかなか、独りで、その場所にいることはあまり気持ちの良いものではなかった気がする。なんか、いそうな気がするんだよね。そういう家っていうのは。

どちらにせよ、一人娘である妻の気持ちは固まっていた。この家と土地と墓を手仕舞いし、この郷里との縁を切ることにあった。そこに至るまでの経緯を俺は当然ながら知っているわけだけれど、そうならざる得ない人間の嫌らしさがあった違いない。

地方の名士であった彼女の父親が68歳の若さで、突然、心臓近くの大動脈破裂で意識不明になり長期のICU入院の甲斐もなく死んでしまうと、あっという間に、それまで蝶よ花やと集まってきた友人や親戚は手のひら返しをするように、消えていった。

大きな家でたった一人の寡婦になった母親は、それから亡くなるまでの長い間、これでもかと、買い物をしたのだった。今回、家を手仕舞い整理するにあたり、母親の和服から洋服からアクセサリーからバッグやその他諸々の置物等の多さは尋常ではなかった。

コロナで長い間放置した家に入った時の第一印象は、そこまで、崩壊しておらず、ほぼ昔の儘という感じだった。それでも、家の横にある大きな給油搭の脚は折れて倒れていたし、リビングと父親の書斎のガラスは一部割れていた。2階の奥の奥の和室の天井には染みが出ていた。そして、洗面所の床がフワフワしていた。

まずは、家と土地を売却するまでに、この幾つかの故障を直さなくてはならなかった。そして、大量にある家の中の衣類や食器や本やレコードやブランド品の数々を処分しなくてはならなかった。

これが、とても、大変だった。まずは、個別に買取業者を選定して送り届ける前に、家全体にあるモノ全てを処分すると幾らかかるのかと見に来させたところ、タンスや家電とかも全てブッコミで200万なら引き取ると言ってきたのだった。これは間違ってはいけない。こっちが貰う金が200万ということではなく、200万をこっちが出してくれれば、200万でお引き取らせて頂くという話だっただ!!

(* ̄0 ̄)/ オゥッ!! マイガッァー!!

オイオイ、フザケンナヨー!!

やはり、今の時代、モノの整理というものは大変に自分にお金のかかるものという当たり前の事実に衝突したのだね。確かに、普段のゴミの処分でも、小さな家電品や家具等の処分は、区役所から処分権を購入して、初めて捨てられるからな。

てなことで、俺と妻は、やむなくというか、驚きと怒りに震えたりして、個別に、家の中のモノを処分することに決めたのであった。

家仕舞いなんて、初めてなので、俺ら夫婦は、最初から、大きな壁にブツカッタのであった。甘くはないぞ。そして、家と土地は広大であり、多くの家具と衣類と電化製品等生活用品から想い出になるようなグッズが沢山沢山存在していた。参ったな。これは、金と時間がかかるぞ。

さあ、これから、どうするのか?どうしていくのが良いのか?家仕舞いを前に路頭に迷いそうになったのであった。

そして、今回は、まずは、日頃、東京の自宅に取敢えず大事にすべきものを送り、日頃、東京で使っている ブランディアやブックオフ等の買取業者に売ることにしようということにしたのであった。実家のある田舎町では、大手の買取業者が全くないし、ブックオフに至っては、東京のように、自宅買取に来てもくれないのであった。レンタカーを使って、2時間ほどかかる市内の街まで持っていくという方法もあるのだろうが、俺は目を壊してから、車を乗ることを辞めたのであった。妻は免許も持っていない。実家からそれほど遠くないところ(といっても、車で30分)に、焼却処分場があったが、持っていく方法がない。処分業者に頼むと、さっき言ったように、大枚の金が掛かるのだったし。本当に、俺らは、路頭に迷ったのである。

ということで、話は次回に続くのであった。

ちなみに、参考になった本とか雑誌には、こんなのがあったぞ。


実家じまい終わらせました!大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方

実家じまいで大赤字を出した松本明子さんが、
3人の専門家に聞いた――!
これから実家じまいをする人に必ず役立つ
知っておきべき&やっておくべき”こと!!

両親が数十年前に建てた念願のマイホーム。
現在は、みなさんが独立されて、
故郷に親御さんだけが住まわれている、
ゆくゆくは実家に住む人が誰もいなくなってしまう、
そんな状況ではないでしょうか?

とはいえ、日々忙しい中で、
頭の片隅に実家の後始末への心配はあっても、
現実の対処は先延ばしになってしまっている……
という方も多いでしょう。

しかし、そうして先延ばしにした結果、
タレントの松本明子さんは、
●空き家になった実家の維持費:約1800万円
にもかかわらず、
●売却時の初回査定額:約200万円
という大赤字を実際に出してしまったのです。

では、少子高齢化で空き家となる実家がますます増える中で、
これから実家じまいに取り組む方は、どうしたらよいのか――?

実家じまい体験者の松本明子さんが、
「あの時どうすればよかったのか?」
「これから取り組む人の注意すべきことは何なのか?」etc.を
【空き家の専門家】【家財整理の専門家】【墓じまいの専門家】
に質問して、教えてもらいました。

少しとっつきにくいテーマですが、
これから避けては通れないことばかり……。
松本さんと一緒に、初歩から
実家じまいについて、学んでみませんか?

商品説明

それから、雑誌『日経WOMAN9月号』は、「やめる&捨てる」をコンセプトに人生をもっとラクにする方法が簡潔に整理されていて、これは本当にお買い得だったね。当然、その中には、実家の後始末とか、上述の松本明子の本についても触れていたし。これは、一家に一冊あると有難い一冊かもね。


日経ウーマン2022年9月号増刊・ミニサイズ版【表紙:中村アン】

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フジ子さん

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