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悪の華ー柳沢きみお論(6)

『悪の華』。上手下手絵の元祖・柳沢きみおのノワール系漫画だ。面白過ぎる。罠にハメられ愛する人を奪われた津島は、花山に勝つためあらゆる手段を使って芸能界に立ち向かう!
きみの瞳が問いかけている

きみの瞳が問いかけている

極めて、ストイックでハードボイルド。寡黙さがたまらない横浜流星。映画『きみの瞳が問いかけている』。野獣になった時も寡黙の時も、顔の表情と肉体で心の機微を表現できる横浜流星。そして、吉高由里子。冷めないスープのような愛を教えてくれた。
中島義道

悪について

悪の根底に流れるのは自己愛なのか?そこに悪発生の人間心理現象があるのか?どろどろの自己愛が悪を呼び起こすのか?悪の映画3点から、そんなところを見ていこう。悪の教典,凶悪,悪人の3つの作品である。
エンターテインメント

成り上がり(新堂冬樹編)

闇世界や裏社会を書かせたら、右に出る者はないだろう。怖そうな小説家さん。ノワール系小説から純愛小説・動物小説と、そのジャンルは広過ぎ。広過ぎ涼子であります。

青き炎・ワルのハードボイルドー柳沢きみお論(5)

青き炎。柳沢きみおの漫画。ワルの漫画。氷の美貌、鋼の肉体、冷徹な知性を駆使しサクセスを追い求める19歳のハードガイ。その名は海津龍一。柳沢きみお漫画初めてのワル系ハードボイルドストーリーで、当時のバブリーな雰囲気が十二分に描き出されている感じです。