トーチソング・エコロジーっていう、漫画。 いくえみ綾。
いくえみ綾の漫画で、また、衝撃を受けた。この人、凄すぎ。
トーチソング・エコロジーっていう、漫画。
トーチソング・エコロジー (全3巻)
Kindle版 定価¥2,075
第1巻の内容紹介: 売れない役者・清武迪(きよたけすすむ)のアパートの隣の部屋に引っ越してきた、元同級生の日下苑(くさかその)。そして迪だけに見える謎の少女。彼女たちの歌が、迪の日常を揺り動かしていく……。この世の片隅で紡ぐハーフビター・ラブソング。
何気になしに、夜中の12時少し前に起きて、また眠ろうとしたけど眠れなくて、思わず、ゲオから借りてきた読んでいないであろう「いくえみ綾」の漫画をみたのだったのよ。
3巻だけだけど、思わず、読んでしまいました。今夜中の2時。
どんな展開になるんだろうなと思ったけど、ハッピーエンドで、とても、今、部屋の空気は寒いけど、心の中は、ホットになっています。幸せ。
この漫画を読んで今思っていることは、ソウルメイトのことかな。
それが浮かんできたね。正直に言えば。
でも、その前に、トーチソング・エコロジーとは?
トーチソング・エコロジー
トーチソング・エコロジーというこの題名の意味は?何なんだろうですよね。
この答えは意外と、どこにも出ていません。
ちなみに、トーチソング(torch song)って、何のこと?
トーチソング(torch song)
定義としては、失恋や片思いなどを歌った歌のことを指すのではないか。 英語の「carry a torch for…(…に片思いする)」という成句から、トーチソングの意味が出来ているようなのだ。
では、エコロジー(ecology)って、何?
エコロジー(ecology)
辞書的には、エコロジー(ecology) の定義は如何様なものであった。
① 生物とそれを取り巻く環境の相互関係を研究し,生態系の構造と機能を明らかにする学問。生態学。
② 人間を生態系を構成する一員としてとらえ,人間と自然環境・物質循環・社会状況などとの相互関係を考える科学。社会生態学。人間生態学。
③ 生態環境。自然環境。エコ。
ここでは、多分②の意味で、いくえみ綾は使っていますね。これを。
トーチソング・エコロジー (torch song ecology)の合体意味は
上記のそれぞれの定義の合体とストーリーからすれば、「片想いに関する人間の相互関係について」ということになるような感じです。
そういうことなのか?いくえみ綾って、深すぎ、であります。
トーチソング・トリロジー
タイトル「トーチソング・エコロジー」は、とても有名な海外ゲイ映画「トーチソング・トリロジー」とかけているみたいなことは間違いなさそうです。
つまり、BL漫画であるのです。いくえみ綾初めての。
本作が製作されたのは1988年だが、それまでハリウッド映画が扱ってきたゲイのイメージとは明らかに異質。男性同士のラブストーリーを等身大に描いたことで、革新的な一作である。ナイトクラブで働く中年ゲイのアーノルドと3人の男たち(ハンサムな高校教師、青年のアラン、養子として迎え入れるデイビッド)とのドラマが展開する。物語には、母親との関係、世間への体面、そして愛する人の悲劇など、現代のゲイが抱えるさまざまな問題が盛り込まれている。
ソウルメイト
ソウルメートという考え
トーチソング・エコロジーという漫画からソウルメイトという概念に飛んだのはどうしてかを説明しますね。
ソウルメイトが浮かんできたということなのだけど、それって、判りますか?
私には強烈な思い出と言うか、経験と言うか、ある助教授に経営学を習っていたことがあるので、ここで話をしてしまいます。
その先生とは、飯田文彦さんです。
当時は福島大学の助教授をしていて、私はサラリーマンで福島に勤務していたのです。その時、社会人大学院生として営学の研究をしており、飯田先生の授業も夜間出席していたのです。
その頃、飯田助教授が研究していたのが、経営学の学問では企業文化が中心でした。しかし、そのバックボーンにあったのが「生まれ変わり」や「ソウルメイト」のことでした。随分と、その周辺の話を聞かされました。
生きがいの創造
福島から転勤して、先生の勉強とも離れてから、少し経ち、先生が「生きがいの創造」という本を出し、ベストセラーになりました。
飯田文彦氏略歴
1962年、広島県生まれ。経営心理学者、カウンセラー、いのち作家、音楽療法家。1990年より2009年3月までの19年間、福島大学経済経営学類の 助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講。2009年3月末で教授職を辞し、8月には、長年の夢であった、「誰のいかなる悩みに 対しても、飯田自身が2時間をかけて無償でカウンセリング&スピリチュアル・ケアを行う」という画期的な施設、「飯田史彦スピリチュアル・ケア研 究所“光の学校”」を設立した
ソウルメイト
出会った瞬間に「この人だ!」と感じて、結婚を決意した人。長い交際の後、「やはりこの人だ」と気づいて結婚した人。また、十数年以上も交際を続けてきて結婚をしたのに、半月で別れてしまった人…。いったい「運命の人」とは、どんな人のことをいうのでしょうか?その人は、今どこにいるのでしょうか?スピリチュアルな概念を駆使しながら、人間関係の仕組みを考察した、最先端の人間関係論。
最後に
今回、いくえみ綾のトーチソング・エコロジーを読んで思い出したのは、そのことなのです。人は近しい死んだ人が自分の近くに生まれ変わったり、存在していたりするというヤツですね。
先生は、このことを言いたかったのかと今頃、思ったのです。
不思議な人でした。そして、これは社会科学なのか?しかも、このソウルメイトは、事実なのか、空想なのか?当時の私は、そんなところにいました。
今となると、一部は、信じられるなぁという気持ちにはなります。
そして、先生は、当時福島大学の教授になって直ぐに辞めて、マインド・コンサルタントのようなことをしているのではないかと聞いていました。
ネットを調べると、やはり、そういう世界におられますね。
飯田先生、お元気ですか?
ビッコレ