知的な悪党が女にモテるー柳沢きみお論(4)

テレビドラマ

知的な悪党

今までも一部に書いてきたが、柳沢きみおの漫画で結構面白いのが、知的な悪党が主人公になったマンガだ。彼らのどうしようもないくらい怜悧でクールで悪の何かが背中にありそうな際立ったキャラが、僕らをゾクゾクさせる。

柳沢きみおの漫画『特命係長 只野仁』をフューチャーした本が20年も前、2000年に刊行されている。今や廃刊されているのだろうが、その本の一部を紹介しつつ、悪の顔すら持つ男の魅力について、話をしよう。それこそが、柳沢きみおの漫画の良さを語ることになるかもしれないし。女にモテる何かを知るきっかけになるかもしれない。

この本には、こんなキャッチフレーズがある。

1.女を惹きつける「ワルの条件」

引用は全て講談社「知的な悪党が女にモテる」より

2.背が高くハンサムで高学歴な男に、女はホレるわけではない・・・

3.いい女はどこかセクシーでアブナイ匂いのする男に弱い!!

女にとって、「知的な悪党」とは何か

女は、次の満足を得たい貪欲性があるとして、MOREであることを求める存在だとしている。この女の更なる満足を与えられることのできる男こそが、この本を書いたチームの連中は、知的な悪党であると言っている。そして、その知的な悪党である最低な条件が以下のものだと定義している。

1.従来の道徳、良心を捨てた悪の匂いがする

2.女の欲望にトコトン応える力と優しさを持つ

3.女の感情に流されない強さをもつ

4.心の奥底が女に読めない秘密をもつ

5.頭がよくてその面でも女を満足させる

6.イザというときに暴力に対抗する力がある

他人とどこか違う、冷めたクールな男に女は自分が無視されたら、心にざわめきが起こる。平凡を嫌い神聖と肉欲を持つ男。底知れぬ性的なスタミナとしたたかさと秘密性を持つ男。ここにこそ、知的な悪党になれる器がある。

知的な悪党の内面

知的な悪党の代表である「只野 仁」の内面はどうなっているのか?箇条書きにしてみよう。そこに、女にモテる要件があるのかもしれない。

生きていることの虚しさを知っているからこそ、どこか冷めている。

自分が人生を楽しもうという気持ちをもっているからこそ女を楽しませることができる。

カイシャを楽しみ、充実した日々を送っており、キラキラ輝いている。

「頼るべきは己だけ」その姿勢と自信とが女性を惹きつける。

特命係長只野仁ファイナル (全52巻)Kindle版

どんなときでも冷静に「男としての能力」を発揮しつづける。

モテナイ男に限って頭が高い。自分の力を誇示するよりも謙虚であれ。

自分独自の世界を持ち行くべきときは行く。そこの知れなさが男の魅力。

おや?と注意をひきつけ、まあ!と驚かせ、へぇと納得させる意外性

Amazon CD 特命係長只野仁~音の美学~サウンドトラック

ふだんは地味でふとしたときに他人に明かさない秘密を匂わせるミステリアスな男。

押すべきか引くべきかその見極めができる普段からの観察力

人の哀しみを知る。だから、他人を思いやる。

パワーの秘密を持つ。絶えず、体を鍛える。

引き際がいい。さりげなく去る。

特命係長 只野仁 セカンド・シーズン(5巻セット) [DVD]

知的悪党の女性の攻め方

ほめてほめまくる。女性を喜ばさせるためウソツキの天才になれ。

相手の女性の情報を集め自分で自分を演出し相手を心地よいと思わせる。

「白馬の王子様に迎えにきてほしい」という女性の願望を満たすタイミングをはかる。

出会いを演出する女は運命という言葉が好き。

女をハッキリと見る。真正面から向き合う心意気。

弱い者には優しい。女には絶対手をあげない。

柳沢きみおコミックス各種

女を正直にさせ安心させるそんな雰囲気をつくれる。

男を喜ばそうとする女。そのいじらしさを汲んでやる。

女とは適度な距離を保ち自分を謎めいた存在にしておく。

女の落としどころを知る。とにかくマメに。

女性の羞恥心に気を遣う。それが大人の男の節度。

知的な悪党のセックスとは何か?

特命係長 只野仁 ルーキー編
昼はドジ社員、夜はキナ臭い事件の真相を調...

セックスが強い。男の武器。それには吐くほどの努力が隠れている。

セックスはお互いの気持ちのコミュニケーションだと理解する。

最高のセックスを提供する。自分勝手では不可能なこと。

セックスは残酷なまでに大胆に。優しいだけがテクニックではない。

特命係長 只野仁 リターンズ、スペシャル、スペシャル’06、スペシャル’08、最後の劇場版 [レンタル落ち] 全5巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]

知的な悪党について、柳沢きみおの漫画「特命係長只野仁」を参考に、みてきました。女にモテるための男の要件摘出みたくなりましたが、それはそれで、意味があったような気もします。幸せは何かということを考えた場合、会社の中でも心の中でも、こんなヒーローに憧れていることと無関係なことはないに違いありません。こんな主人公のようになれるよう、自分を鍛えたり、感性を磨いていくことはきっと自分に役立つことと思います。是非、柳沢きみおの漫画に触れて、色々と感がると良いかもしれませんよ。

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