ほっこり漫画の紹介で、『うまるちゃん』の次に『岡崎に捧ぐ』を紹介していたよね。どういう漫画なのですか?
それは、読めば、わかる。みれば、ほっこりする。人間、正直に生きれば幸せになれるなんてなことも、教えてくれるぞい。
博士、漫画ばっかり読んでいないで、研究をしてくださいよ。
わかっとらんなあ、君は。漫画には良き発想がそこかしこにあるんじゃ。ワシの研究を超えているぞ。
この漫画は、作者の自伝的エッセー風ギャグ漫画だ。主な登場人物は3人。Wikipediaによると、次のような人物達だ。
山本さほ 作者。岩手県生まれで、小学4年生のときに横浜市に引っ越してきた。TVゲームが好きで、いくらゲームしていても怒られない岡崎さんの家に居心地の良さを感じ友達になる。絵が得意で、自作の漫画はクラスメイトに人気。中学では岡崎さんと一緒に剣道部に所属した。漫画家になりたいと思っていたが行動しなかった。
岡崎さん。 ビン底メガネの暗い女子で、初めは山本さんに「怖い」と思われていたが、後に親友になる。放任主義の家でネグレクト気味に育った。山本さんを親友として溺愛しており、「自分は山本さんの人生の脇役として産まれてきた」「生まれ変わっても山本さんと友達でいたい」と言って山本さんを気持ち悪がらせている。中学に入ってメガネは外した。
杉ちゃん 。山本さんの幼なじみの男子。なよなよして女子っぽいが、面白くクラスの人気者。将来の夢はお笑い芸人。後にその夢を叶え、「しげる」の芸名で『あらびき団』などに出演した。現在は「ディスク百合おん」名義で活動している。小中学校と、山本さん岡崎さんと同じ学校に通う。『岡崎に捧ぐ』を山本さんに描かせる。
岡崎に捧ぐーWikipedia
この漫画は、作者と同一人物である山本さんと岡崎さんの小さき時からの友情を中心とした作品だ。
そのままの事実をそのまま、この面白いデッサンで自然体で描かれている。肩ひじ張っていないのだ。嘘がないのだ。
人を見て感じたところのコメントが上手い。この山本さんは。だから、Webで何気に掲載していたこの漫画が業界人にウケたんだね。
岡崎さんも山本さんも正直に生きている。そして、友達だ。この二人の関係がなんとも良い。ほっこりと温かいのだ。
この漫画には、なかなか鋭いツッコミがある。
大人になると、どんどんできることが増えていくのに、楽しくなくなってくる。
子供で小さい時より全てがつまらなくなってくる。ばかなことが出来なくなっていく大人では、子供の時のようにお腹が痛くなるほど笑えなくなる。
そう、組織は大人の論理。個はどこかに子供の人格が残っているのだ。
どうも、幸せは、このばかができる子供の人格を持っていたほうが近寄ってくることがあるかもということは示唆してくれているのかもしれない。
(ん??そんなことないか??)
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