捜査1課

会社男

組織事例の最高峰:捜査1課

ナタリー
ナタリー

組織について考えた時、面白い例はありますか?

博士
博士

面白い組織としては、警視庁の捜査1課だろう。

ナタリー
ナタリー

何故、警視庁の捜査1課なんですか?会社ではないのですか?

博士
博士

警察は典型的な会社組織じゃよ。この組織での小説や映画が物凄い多いじゃろ。それこそ、この組織と警官の個が面白い構造になっているからなんじゃ。そこを見ると、何かがわかる。発見できる。

捜査1課の面白さ

警視庁の捜査1課。東京の警察の頂点にあるといえる組織だ。

この捜査1課は、上のナタリーポートマンと天才博士との会話にあるように、小説・映画・漫画での題材として枚挙に暇がないほど、多くの作品となっている。

何故なのか?それは、この組織内部での所属する警察官個人との関係や警察組織全体の中での捜査1課組織や所属警官の関係が大変興味深く面白いものになっているからだ。

この捜査1課を描けば、大雑把に言えば、組織と個の繋がり方や組織と組織の関係がわかるようになっているからだ。

会社組織を書くより、捜査1課を描くことの方が組織と個人の関係がわかりやすいのだ。

何故なら、会社組織より警察組織の方が上下下達のヒエラルキー体制が徹底されているためだ。

組織に対する個人の葛藤も信賞必罰も明確に炙り出してくる。まずは、ここをみてみよう。

とはいえ、どこから入ってよいものか悩んでしまう。まずは、わかりやすいところから。捜査1課と所轄との関係構図と両方の組織と個人の関係構図が面白くスリリングに描かれている『小さな巨人』というTVドラマを考えてみたい。

ドラマ捜査1課

ドラマの内容については、下記にあるTBSの公式サイトをみてもらえば、判ると思います。全体概要としては、警視庁ノンキャリア最高峰捜査1課長を目指していた長谷川博己演じる挫折した元エリート捜査官の物語だ。公式サイトでは、次のように言っている。

警察」という名の巨大組織の中でもがき奮闘する男たちの闘いを描くエンターテインメント。大人社会での駆け引き、出世争いの中で信じられるのは己の信じる正義と。・・・・己の正義を信じて戦う刑事たち。 本庁と所轄の対立の中で対決していく人間たちが、辿り着く警察官としての使命。
そして、本当の正義とは…。

TBS「日曜劇場『小さな巨人』」公式サイト

組織と個人

日曜劇場『小さな巨人』
TBS「日曜劇場『小さな巨人』」公式サイト

そうなのだ。このドラマでは、捜査1課VS所轄、エリート刑事VS現場刑事の構図が出来上がっている。そこから、組織と個人の関係に関して、分かることが多い。それは以下のようなことだ。

①組織において、個人は駒か歯車か?

②組織において、上司の命令は絶対か?

③組織において、出世は必要なものか?

④組織において、事務方も現場も同様に大事にしてくれるか?

⑤個人の正義は、組織の規律構造に勝てないか?

⑥組織において、個人は組織人格と個人人格の2つを上手に演じられるか?

⑦組織において、個人は仲間の個人を裏切ることは常に許されるのか?

個人と組織のことをこのドラマや捜査1課のことから抜き出しても、まだまだ、ありそうだ。上記が、捜査1課系のエンターテインメントで良く出てくる「組織と個」の葛藤ポイントだ。このポイントが露骨に出てくるから、捜査1課組織は考察するに値するのだ。

この中の全てを常に考えて動くことが組織と個の調和をはかる上では大事なことだが、特に「組織人格と個人人格」については注意を払った方が良いかもしれない。そこに、組織の中で幸せになれる秘密があるかもしれない。ここについては、アメリカの経営学者『チェスター・バーナード』の組織理論が役に立つかもしれない。

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