シニアライフ②:老いるとは

ジャック・ニコルソン

老人の勝手なメルクマール

老いるとは、どういうことなのか?自分が老いてきたことは自分で客観的にわかることはかなりある。例えば、次のようなことだ。何かのアンケートみたいな感じだが、読んでいる人は、自分がどれだけ該当するかチェックしながら、みてみるべきかもしれないね。全て、当てはまる人は確実に老化絶好調でありますよ。老人になってしまった場合の勝手なメルクマールなのである。どれか1つでも該当したのなら、貴方は明らかな老人なのである。

言葉がうまく出てこない。

人の名前を想い出せない。

体のあちこちが痛んできている感じがする。

目が悪くなった。

白髪が増えた。

顔や体の皮膚のシミが増えた。肌の弾力性が無くなってきた。

咳き込むことが多くなった。息切れすることもある。

何故か、急に腹を立ててしまう。何故か、短気になったようだ。

どこかで、すぐ諦めてしまう。

何か調子が悪いと思ったら、すぐに病院に行く

加齢臭がある。

寝ても、すぐ起きてしまう。朝まで熟睡できない。

トイレが近い。

アッチが弱くなってきた。

こんなことを書き始めていったら、老人については、なんか無限大のメルクマールというか、基準がありそうだ。そこで、このブログ自体が、面白い映画等に関するものが中心なので、今回は、ハリウッド系の老人映画を観ることで、老人とは何か?老いるとは何なのかについて、少しだけ考えてみよう。

老人の映画

ハリウッドの名優たちは時を経て老人になり、老人になる中で、それなりの老人映画の主人公になり、活躍しているし、ナカナカ、その映画のストーリーは考えさせられるものがある。まずは、何と言っても、ジャック・ニコルソンだろう。彼の映画で、老人について考えさせてくれるのは、間違いなく、「アバウト・シュミット」だろう。

アバウト・シュミット

一流保険会社に勤め、無事定年を迎えたウォーレン・シュミット、66歳。悠々自適な第二の人生のはずが、実際は不満ばかり…。
職場の後任の若造は生意気だ!妻の言動がいちいちイラつく!娘の婚約者はマヌケ男だ!そんなうっぷんを、たった6歳のアフリカの養子ンドゥグに宛てた手紙の中でぶちまける。そんな折、妻が突然他界。
さらに、一人娘の結婚式も近づいていた。「今までの人生って、なんだったんだろう。」シュミットは、身勝手な正義感で、結婚を阻止するため娘のもとまでキャンピングカーを走らせる。同時にそれはシュミットの歴史と心を辿る旅になるのだが、果たしてその空と道の向こうに、何が彼を待っているのだろう…?

Amazon Blu-ray:内容紹介

地味ですが、とても良い映画。老人になるということは、こういうことなのかなってところを、ジャック・ニコルソンが上手に演じております。老年に達した人間の悲哀,孤独がリアルに描かれています。歳を取るということは、こういうことなのだろうな。妻が先に死んだら、こうなってしまうのだろうなと。切実に感じさせてくれます。

そう、老人というのは、物凄く死が身近に感ずる存在なのです。辛いけれど。そして、そういう死を背負っていると、いつも、自分の人生は何だったのだろうという後悔のような懺悔のような気持ちでいるのです。そのために、この映画でも、人生についての深い問いかけがあります。「死んでしまえば、私は存在しなかったのも同じだ。私は誰にも影響を与えなかった・・」でも、最後のシーンで一縷の希望が示されます。一度、観てみて下さい。おススメです。

ヴィンセントが教えてくれたこと

酒とギャンブルに溺れる不良ジジイ、ヴィンセントは、ひょんなことからお隣に引っ越して来た小学生オリバーの放課後の面倒を見ることになる。行きつけのバーや競馬場にオリバーを連れ歩き、一見ろくでもないことを教え込んでいくヴィンセント。それでも不思議と2人の間には年の差を超えた友情が芽生え、ささやかな冒険の日々が始まった。しかしある事件をきっかけに2人の交流の日々に終止符が打たれてしまう。嫌われ者のヴィンセントの本当の優しさを証明するためにオリバーがとった意外な行動とは――© 2014 St. V Films 2013 LLC. All Rights Reserved.ジャンルドラマ, コメディー監督セオドア・メルフィ主演ビル・マーレイ, ジェイデン・リーバハー, メリッサ・マッカーシー

次は、ビル・マーレイの映画だ。「ヴィンセントが教えてくれたこと」だ。これは痛快である。この映画の肝は、少年オリバーが不良老人ヴィンセントと反発しあいながらも、一緒に過ごすうちに彼の隠された優しさや心の傷に気づいていくところにある。そして、不良老人ヴィンセントも少年と交流していく中で、生きる力を取り戻していくところにある。

そうなのである。老人というものは、実は人と交流していく中で、特に、このような若者と関わることで、人生にとって大事なコツを教えてあげることが出来るし、老人自体も、若者や関わった人から生きる気力を教えてもらうこともあるのだ。老人は無駄に歳を取っているわけではない。そこに、キラリと光る技を持っていたりするのだ。

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」
3月16日(水)、Blu-ray&DVD発売決定! 不良ジジイと少年が最高の相棒になる!笑って心がちょっと痛くなる人生の再生物語 さあ、人生のホームワークを始めよう。

老人の意義

こんな2つの映画だけで、老人の意義を語ることは出来ないのは、当然だ。しかし、老人は、やはり、語りつくされたように、その人が老人になるまでに生きてきた中で得た心の中にあるワザのようなものを誰もが持っているのは間違いないのである。人間という動物としての体力や精神力が若者や壮年に比して、かなり弱くなっているのは否めないが、それを補えるワザの何かを持っているはずなのである。そこを深堀しながら、社会と関係していくことが老人には死ぬまで必要なのだろうと思ったのでしたね。

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