ついに、俺の勝手な昔のPOPS50は最後のベスト3までに到達しました。この長々とした作業を通じて、懐かしさに出会えたことや音楽の自分の中での整理が出来たことは本当に貴重でありました。今回の昔の洋楽を想い出し50曲を選定しましたが、そこに入らない曲がいくつもあったこともビックリしました。これらについては、ベスト50位以下として、後日、紹介をしていく予定です。
さて、俺の中の栄えあるベスト3曲は次の通りでした。第3位がジャクソン・ブラウンのLate for The Sky。第2位がイーグルスのならず者。第1位がジャクソン・ブランのSky Blue and Blackです。どれも甲乙付け難しの切なさそのものの曲でしたね。やはり。さあ、早速、聴いてみましょう。
第3位:Late for The Sky
吟遊詩人
第3位は、ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)のある意味、彼の曲を知るのには、原点であろう曲、『Late For The Sky』だ。音楽界の詩人である彼の切なさ全開のジャクソン・ブラウン節が哀愁を奏でるぜ。
映画のロバート・デ・ニーロの出世作である『タクシードライバー』でも流れる曲である。
アルバム
第2位:ならず者
Desperado-Eagles
第2位は、イーグルス(Eagles)のならず者(Desperado)だ。ドン・ヘンリーのハスキーな深みのあるボイスが堪らない。
アルバム
世間の評判はどうあれ、イーグルスといえばやはりこのアルバムです。すべての曲がイーグルスを象徴し、彼らでなければできなかった曲ばかりです。40年前に聞いた時からから大好きです、そしてこれからも。ドンの深みのある声がイーグルスの曲をどれほど劇的なものにしたことか。そして変らぬコーラスのレベルの高さ。ドン・ヘンリーがヴォーカルの曲はタイトル曲、M1、M9等どれも心に染みる名曲ばかり。他の曲ではヒット曲テキーラ・サンライズが光彩を放つ。他の曲も駄曲はない。聴けば聴くほど味が出る名作として、星5つの評価とする。
Sky Blue and Black
栄えある第1位は、やはり、何と言っても、ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)の『Sky Blue and Black』だ。何と言っても、ジャクソン・ブラウンの詩と曲の最高傑作と言っても良いだろう。人はそこまで推さないが。わかる人にはわかるはずだ。
今のコロナで世界が混乱にある時、この歌の詩の力は大きいと私は思う。そのくらい、哀愁のある歌だが、勇気の出る曲なのだ。
Sky Blue and Black
原文の詩が出ているYouTubeはこれだ。
アルバム
おそらくジャクソンの最高傑作はという話になると「LATE FOR THE SKY」や「RUNNING ON EMPTY」に軍配が上がるのでしょう。しかし私にとっては93年にポツリと発売されたこのアルバムこそ彼の最高傑作である。
当時の恋人との別れがアルバム全体の一貫したテーマになっておりまるで私小説の歌盤といった趣。曲調はウエストコーストの爽やかさを保ちつつ彼独特の湿っぽさは健在。全体として素晴らしい出来なのだが何といっても
SKY BLUE AND BLACKが秀逸。彼のキャリアで最高のバラードといってよいのではないか。この曲の人気の高さはアコーステイックライブで演奏された際にイントロだけで拍手が沸き起こることでも分かる。別れをテーマにしたバラードでこれ以上に素晴らしい歌を私はいまだに聞いたことが無い。
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