順張り投資か逆張り投資か?
順張り投資と逆張り投資の最大の違いは当たり前のことかもしれないが、今上昇している相場に乗るか乗らないかにある。その上昇の頂点と下落止まりがどこにあるかを見極めるところに次の論点というか、判断の良さが問われるところになる。
逆張り投資は、下落が一旦落ち着くと思われる場所で買い、反発したところで売ること。順張り投資は、株が上昇していくことを前提に買っていき更に上昇した局面で売るということになる。
ということは、順張り投資の場合は、上昇のその日のピークというか反転下落を見極め、なるべくそこの頂点に近いところで売ることが大事になる。逆に、逆張り投資は、下落中の株の底辺の見極めをしてそこで買い、その後の上昇局面で売るということになる。
普段、人によって、どのようにしているかはその人の性格によるのだろうが、順張りか逆張りかのどちらかを確実に自分のスタイルとして取っていることは間違いないはずだ。一般的にというか、株の世界で有名な個人投資家は往々にして、順張りスタイルが多いようである。
私は、圧倒的に逆張り投資であるためか、儲けは少ないのかもしれない。
自分の頂点と底辺の把握は、基本的に、板とチャートによる。チャートは間違いなく1分間の短いチャート図を使っている。テクニカル分析は、一目均衡表であり併用してRSIを使っている。雲の流れを見ながら右肩上がりか右肩下がりかで上昇と下落の流れを見極めているつもりだ。
だが、なかなか反転ポイントを見つけられないことが多い。その時に参考になるのが板なのだが。これもまだ読みが上手ではない。
反転チャンス
板を通じての反転現象は次のようなことなのかな。これが反転チャンスってところか。
1.順調に上昇している銘柄については、大きな売りが出たことをきっかけに急落に転ずること多し。
2.この時の板の動きはこうなる。売り板が厚くなってくると買い板の最前線に大きな売りがぶつかり買い板が一気に食われてしまう。
3.こうなると買い板が一気に食われてしまい、下落のスピードは速まる。
4.やがて買い板が薄くなるから、動揺した私のような小口の投資家が焦り出し狼狽売りをしてしまう。結果、薄い買い板がドンドン売り方に食われて株価は急落する。
5.この狼狽売りが一通り出し尽くしてしまうようになる。そうすると、投げ売りも少なくなり、買い板が厚くなってくる。下落速度が遅くなる。ここあたりに株価が底を打つタイミングが来る。
6.ここが底辺になり、その銘柄のリバウンド急上昇に繋がっていく。
なるほど、銘柄の売りのピークと買いの底値ピークは板の流れからすると、こんな感じかな。株の板さんは勉強になるねぇ。こんなに上手く上げと下げの頂点での売り買いが出来れば良いけどね。株の板さんは本当に面白いね。
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