ミニマリストの生き方が話題になっている。モノを持たない生活に憧れを抱く人も多い。テレビなどでも、家を持たずに、仕事をし寝泊まりをする若者のことが流れたりする。
モノを持たない
モノを持たないシンプルライフ。モノが溢れてゴチャゴチャした生活からの逸脱を図る人達が増えている。ゴミ屋敷とは正反対な空間を作り、加えて、自分自身の脳も体も心もシンプル化していく。そんなスタンスをしようとしている人達がいる。これはこれで、幸せになるための1つの手段ではないだろうか?
この「モノを持たない生活」に関して、面白い映画がある。
365日のシンプルライフ
フィンランド映画。フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活のドキュメンタリー映画ですね。監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンの実体験から生まれた「とにかくやってみよう!」のアイディアが、映画という形になった。これが、若者達の間で流行った。同じようなモノを持たない実験をする人が続出したらしい。
実験ルールは4つのみ。
- 持ちモノ全てを倉庫に預ける。
- 1日に1個だけ持って来る。
- 1年間 続ける。
- 1年間 何も買わない。
この実験の先に見つけたものは何か?この実験の面白いところは、普通はモノを1つずつ断捨離していく逆をいっているところだ。自分の持ち物をとにかく部屋から全て追い出しゼロにしてから、1個づつ必要と思えるモノを足し算していくという方法を取っている。極めて、斬新。さて、主人公と私達は、この映画に何を見出したかな?シンプルライフのためのマインドかな?それとも?しかし、それはそれとして、フィンランドって、本当に寒そうだね。
ミニマリスト
ミニマリストとは何か?ミニマルな生活とは何か?色々な定義があり過ぎて、困ってしまうと思います。物を捨てることだとか、余分なモノを持たないとか。結局は、どの本格的なミニマリスト達の話の行き着く先は、きっと、次のようなことではないかと思います。ミニマリストとは、周囲の声に流されるのではなく、自主的に暮らそうとしている人のことだと言うところでしょうか?
シェアリングの時代
下に載せたブログにもあるが、所有からシェアリングへの現代の変化は、人間の関係が希薄になっていることから発生してきていると学者が指摘している。インターネットやオンラインサービスの普及された世界では、人との関係は簡単に繋がりやすいがすぐに壊れていくという状態に移行してきているのだ。「信頼」の意味付けが違ってきた。ネット上の所謂評価レビューである「星いくつ」でその相手やビジネスを評価する世界に突入している。この新しい「信頼」の形が「シェアリング」というエコノミーを支えているようだ。なるほど、そういう認識があるのだな。勉強になる。
モノを持たない生活のために
次回以降、モノを持たない生活をするための手法について、多くの学びを整理して、何とか心の中の自分のモノにしていきたいなと思います。例えば、考えただけで、次のような項目があると思います。
・モノを捨てる哲学
・断捨離
・お金に関する考えを変える
・本当に必要なモノだけを身の回りに置くための工夫
・モノを持たない暮らしに合った自分の体を持つ
・自然との共存
・ミニマリストとしての健康の作り方
・衣食住の哲学
考えていくと、モノを持たない生活をするために自分に課すことが多くありそうだ。その中で、多くの方が実践している中からベターな手法を上記のような項目やキイワードに沿って、次回以降、多いに検討しておきたいものです。
何となく、修行みたくて良いですね。多分、まだまだ長く闘わなければならないコロナ禍の中で、新しいライフスタイルを自分の中に浸透させるためにも、このあたりは勉強をしていきたいと考えています。世間には、この面に関する多くの諸先輩がいますので。
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