またまた、面白い漫画発見。癒されます。面倒くさいですが。
私は面倒くさいぞ。私はどうにも人の心が読めない。愚鈍なのだ。なので、規範に基づい正しいとされる行動しかできない。君は妊婦を助ける私の姿を見て好きになったのか？あれこそが、そうだ。
あれこそがそうだ！！！！妊婦にも伝えたが、「心」ではなく、「正しさ」で動いていたにすぎない。
そんなものはただの鎧だ。 決して君の様に優しい人間だからではない！！！中身のないガランドウの鎧に価値があるのか？否ッ！！だから、君は私を誤解している。君にはお似合いのもっと素敵な人を探したまえ。
そっかーっ！！！やっと分りました。優しくないから凄いんです。「心」より「正しさ」が強いから。カッコイイ！！憧れます！！鎧だとしても、僕にはないキラキラの鎧です！
何も誤解はありません。そのままの金剛寺さんが素敵です。
僕は金剛寺さんの面倒くさいところが大好きです。
実に興味深い。一度持ち帰りさせてくれたまえ。
二人は幸せになったとさ。
本編には大きく関わりのない物語ではあるがッ！！
とにかく、このセリフが頭から離れないように、大変な支離滅裂漫画なのですが。れっきとした青春学園純愛モノなのであります。柔道家で真面目で成績優秀な金剛寺金剛と地獄から来た樺山プリンの信じられないカオス（混沌）満載のギャグマンガ。熱量凄すぎ。
そうなのだ。地下一千由旬で彼らを見つめる眼差しがあったのだ！！！
（ちなみに、一千由旬とは仏教でいう「地獄までの深さ」なのであった。）
という感じで、大変なハチャメチャな物語なのだが、笑えるのだ。凄く笑えるのだ。流石、「このマンガがすごい賞」で２位なだけあるよ。
鬼👹と人間の愛。作者の想像はそこら中に飛ぶ。なので、本編に関わりのない話であるが、と注釈が翔ぶ。
だから、このマンガは、アチラコチラに翔んで、飛んで、跳んで、正直、かなり、面倒くさい、のである。
でも、これだけは言える。
今、面白いキャラは、頑なに真面目なヤツということではないでしょうか？
そして、正義感のあるヤツ。そして、自然体。こういうキャラの立つヤツが面白いのである。
そして、そういうヤツをみると、我々、幸せになるのである。多分。
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