今日のオールナイトニッポンで佐久間宜行が上田誠と対談
以前、オールナイトニッポンの深夜放送の木曜日のパーソナリティ佐久間宜行という面白い存在がいることを話したけど、
また、今日、ヨーロッパ企画の主催者で脚本家の上田誠とラジオ対談をしたのだった。
これまた、面白かったぜよ。
ヨーロッパ企画の上田誠は、今年の4月にオールナイトニッポン主催の舞台「たけしの挑戦状ビヨンド」を演出する関係で、番宣で佐久間宜行の番組に来たのであろうが、
パーソナリティのテレビ東京Pの佐久間宜行がめちゃくちゃ舞台を見ているから、話の内容がヨーロッパ企画演劇の隅から隅まで中に入って、聞いていて、まことに面白かった。
畏るべし、佐久間宜行。
そして、上田誠の脱力系と言うか、自然体と言うか、オタクと言うべきか、受け答えも最高でした。うーん。こういう人に、才能があるのだね。
たけしの挑戦状ビヨンド
番宣的な「たけしの挑戦状ビヨンド」についても面白い話であった。
オタクで当時パソコンゲームにハマっていた上田誠がやっていた通称クソゲーのゲーム「たけしの挑戦状」の中身の今(ビヨンド)の舞台化である。
発想が面白いよね。
ビートたけし監修の伝説のゲームソフト「たけしの挑戦状」がキングコング・西野亮廣を主演に、ヨーロッパ企画・上田誠の脚本・演出によって舞台化されることが決定した。
しかし、今日のオールナイトニッポンでの上田誠の話では、第1弾の配役は決めたが、今も脚本は一切書けていないということであった。
畏るべし、上田誠。
ビルのゲーツ
ラジオで上田誠が佐久間宜行に言っていたけど、自分の演劇で自分が好きなことを求めて作品を作ると、殆ど観客にウケないらしい。
しかし、佐久間宜行がそういう舞台でも、面白かったと言ったのが、
ビルのゲーツだ。
上田誠は発想が奇抜だ。これもそうらしいが、先に絵や名前が浮かび、そこから逆に脚本を作るようだ。
これは、ビルゲイツ→ビルのゲート→ただただビルを登る→脚本化みたいな流れのようですね。
ヨーロッパ企画ヒット作
とはいえ、ヨーロッパ企画のヒット作は結構あって、皆さんの良く知っているのでは、古いこの2つですね。ヨーロッパ企画の原点ですかね。
サマータイムマシンブルースと曲がれスプーン、だ。
2つとも、映画化されて、大ヒットしています。
『踊る大捜査線』の本広克行監督の『サマータイムマシン・ブルース』の原型となった、ヨーロッパ企画の舞台版を収めたのがこれ。ある夏の日に、全然SFを研究していない大学のSF研究会に突如出現したタイムマシン。だがSFの“エ”の字も知らない部員たちが不用意に過去にタイムスリップしたせいで、世界崩壊の危機が巻き起こる。はたして彼らはすべてを元通りにすることができるのか。そのために彼らは昨日と今日をいったり来たりすることになるのだった…。
Amazonレビュー
この舞台版の監修を務めたのも本広監督。そこで舞台の生っぽさ、その臨場感をなるべく伝えようとした構図&テンポで舞台を切り取って見せているのもポイントだ。映画版と比べて見ると、映画版のアレンジのうまさなども見えて、ますます映画版も楽しくなること確実だ。
長澤まさみ主演の映画「曲がれ!スプーン」の原作舞台がDVD化。クリスマスイブ。町外れのうら寂れた喫茶店“カフェ・ド・念力”。集まってきたのは様々な超能力を持ったエスパーたち。今夜ここで、秘密のパーティが開かれようとしている。普段は能力を隠している彼らが、初めてその力を仲間で披露し合う。呼びかけ人のマスターが席を外している間、痩せた男が店に迷い込む。仲間と勘違いしたエスパーたちは彼をパーティの輪に招き入れるが…。
ちなみに、面白きこの対談内容の詳細については、ネットのradikoで聞いてみて下さい。
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