大好きなサイモンとガーファンクルについて、音を入れておく部屋。ここが。
ここから、S&Gの音楽を気が向いたら、聞くのじゃい。
そして、曲を聞きながら、サイモンの詩に触れよ。
今回は、サウンド・オブ・サイレンス。
コンドルは飛んでいく。
ボクサー。
ミセス・ロビンソン、の往年の有名な4曲だ。
S&G 公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCvj9Q8jeaaXlj2OprcRraaw
Audio The Sounds of Silence
歌詞
あまりに哲学的な詩だ。畏るべし、若き日のポール・サイモン。
歌詞の内容が難し過ぎますよね。
ポールはその詩において、色々な比喩表現を使いますよね。
本当は何について言っているか分からないと思いませんか。正直なところ。しかし、そこにこそ、心がざわつかるといポール。サイモン特有の特殊さがありような気がします。
サウンド・オブ・サイレンス。静寂の音というのが直訳ですよね。あり得ないような禅的な言葉ですが。
当時の世界における人間関係や絆の希薄さやコミュニケーション不足などの不安全体に対するアンチテーゼ的な意味合いを持たせた詩と考えると、何となく、一応、判ったような気になるかなって感じですかね??
コンドルは飛んでいく
Audio El Condor Pasa (If I Could)
歌詞
ペルー、アンデスのフォルクローレの楽曲がオリジナルである。そして、オリジナルは歌詞の無い状態。そこに、歌詞を付けてカヴァーしたのがサイモン&ガーファンクルで、これが世界的にヒットしました。ポール・サイモンのシンプルな歌詞が、この物悲しい曲に色を付けた。
私はかたつむりよりも むしろ雀になる
そう 私はなる もしできるなら 必ずそうする
私は釘よりも むしろ金づちになる
ボクサー
Audio The Boxer
歌詞
ボブ・ディランに対抗して、労働者の青年を主人公としてポール・サイモンが詩を書いたというウワサが当時あったが、どうも違うようだ。
真相は、ポール・サイモンが当時聖書を良く読んでいて、そこに賃金や労働のことが書かれており、そこから、このボクサーという詩が出来たようだ。
だが、ポール・サイモンの詩の難解さはこのボクサーにもある。最後の歌詞の部分だ。
でも、良い。闘っているのだ。とにかく、貧しさと賃金と労働に。
開拓地にボクサーが立ち、 そしてファイターが彼の仕事なのだ。
彼を負かしたすべてのグローブのメモを彼は持ち歩く。
彼が怒りと恥に叫ぶまで切りつける。オレはやめる。 でもファイターは闘い続けるのだ。そんな感じの歌。
ミセス・ロビンソン
Audio Mrs. Robinson
歌詞
映画「卒業」のために、ポール・サイモンが作った曲としか、言いようがない。
皮肉の塊のような歌詞。あなたへ乾杯 ミセス・ロビンソンなのだよ。そして、 キリストと 神の恵みあれ お願いですミセス・ロビンソンに向けて歌う。シニカルなアメリカの主婦に対する唄。 天は 祈る人のために場所を取っておいてくれる と。情事をしようが、不倫をしようが、ー ミセス・ロビンソン。天は 祈る人のために場所を取っておいてくれるとポールは歌っている。こんな詩だったって、知っていた?映画と同じだよね。
コメント