シニアライフ③:ロバート・レッドフォード的シニア

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シニア
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シニアって、いつを指すの?

シニアライフというのは、いつから言うのか?完全に仕事を退職して他の仕事をしなくなってからのことをシニアライフと言うのか?それとも、早期退職を50歳前にして、その後、働かずに悠々自適な無職投資家生活をしていたら、それをシニアライフと言うのか、どうなんだろうね?

自分としては、やはり人間の肉体が結構古びてきたあたりからシニアと呼ぶべきではないかと勝手に考えてはいる。会社から離れた、退職した、個人として生きているからシニアとは言わないだろう。やはり、生物的に、昔の若者や壮年時代の自分に比して、そこまでのパワーや瞬発力が無くなってきたら、そのあたりからシニアと呼ぶべきだろうと思う。会社にいる・いないは関係ないと考える。

シニアの楽しみ

それでは、シニアになり肉体的に、今までとは違うレベルになったのなら、その人の持つ人生の面白みは半減していくのであろうか?その答えは、何処の本にもメディアにも記載されているように、人によって、違うだろう。

方向性も、いくつもあるかもしれない。死に至るまでの何十年間をどう生きていくかについて、精神的な知的生活型シニアとか、肉体的運動能力向上型シニアとか、ネット生活没頭型シニアとか、放浪の旅自由人型シニアとか、色々な方向性がある。

そこで、自分はどこの形のシニアとして生きていくべきなのか、生きていきたいのかを自分を見直さなくてはならないだろうね。ちょうど、今、コロナショックで外の刺激を求めることは不可能であるのなら、逆に、自分の中に深く潜って、自分の心の奥底に眠っている小さい時からの夢で社会人生活に翻弄されて、それを実行できなかったことの一部が何だったのか、考えて良いのかもしれないね。自分には、そっちの才能がないと若いときに諦め、そのままに残っていることを。それは、もしかしたら、漫画を描くことかもしれない。小説を書くことかもしれない。全然違う方向だが、片想いで声をかけられなかった女性を探してみることかもしれない。

シニアとは死ニアの造語ではない

死ニア

シニアとはよく言ったもので、死にたいとか死ねやに近いから、シニア(死にニア)ではないかと言うヤツがいた。死にニアだから、死に近い連中のことを指すということなのだろうか。そんなことを言った俗物がいた。やるもんだね。どうも、使い捨て的老人。姥捨て山的老人ということなのだろうか。そういう指摘も結構ではないか。そこを踏まえた上でのシニアじゃいと達観しようではないか。

映画のシニアオヤジ達の逆襲

そんなこんなで、映画の世界では、死に近いシニアの映画が結構ある。そこにあるのは、結構ガタが来ても頑張っている姿だ。俳優で監督であるクリント・イーストウッドもシニアに結構固執した映画を何本も制作している。当然自分が出ている。彼なんかは、爺さんをヒーローに仕立て上げてくれている。

そのような映画でのシニアの活躍を見ていくと、幾つかのシニアの進むべき姿の分類が出来そうな感じがしてくるのだ。

今回は、ロバート・レッドフォードに焦点を当ててみよう。この男、シニアになってからの映画のストーリーが面白い。クリント・イーストウッドとは別の意味で、チャレンジングなのである。

ロバート・レッドフォードの映画にみるシニアの在り方

ロバート・レッドフォード

クリント・イーストウッドと並び、昔、ハリウッド映画の顔だった俳優。現在は、多分、84歳だな。今、ヒットはしないが、それなりの映画に出演し、シニアとしての老いの中でのトライをしている。その作品は全てB級作品系であるのに、観ると、かなり、面白い。

近いところでは、2015年公開の「ロング・トレイル(A Walk in the Woods)」・2018年公開の「さらば愛しきアウトロー(The Old Man and the Gun)」がある。少し前だと、「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~(All Is Lost)」だな。

どの映画でも、シニアとして、挑戦している。それは、ヨットであり、トレッキングであり、銀行強盗だ。所謂、挑戦チャレンジ系シニアを代表している。その観点からいくと、シニアには冒険というか、アドベンチャーがあるのだということになる。

こんなロバート・レッドフォードの在り方をみていると、シニアも悪くないなと思う。それなりの人生への諦念があり、紳士的でもある。しかし、体はそこまで言うことを聞いてはくれない。だが、心の中では、燃えている。今、やれるべきことをやろう。どういう状況になっても、冷静に考えられる自分がいる。アタフタはしない。何故なら、今自分の行っていることに誇りがあるからだ。こういう映画を通じて、自分がチャレンジする何かを探す必要があるなと、マジに感じましたよ。ロバート・レッドフォード殿。

オール・イズ・ロスト

ことの起こりは8日前。インド洋をヨットで単独航海中の男は水音で眠りから覚める。
気が付けば、船室に浸水が。海上を漂流していたコンテナが激突し、ヨットに横穴が開いてしまったようだ。
航法装置は故障し、無線もラップトップも水浸しで使い物にならない。しかし、この災難は始まりに過ぎなかった。
雨雲が迫り、雷鳴がとどろき、やがて襲いかかる暴風雨。嵐が去った後に、男は過酷な現実に直面する。
ヨットは決定的なダメージを受け、浸水はもはや止めようがない。ヨットを捨てることを決意した男は食糧とサバイバルキットを持って救命ボートに避難する。
ここはいったいどこなのか? 助けはやってくるのか?ボートへの浸水、サメの襲撃に加え、飲み水や食糧は底を突き、危機的な状況は続く。
ギリギリまで踏ん張ったものの、望みは確実に断たれようとしていた。
運命に見放されようとしたとき、男は初めて自分自身の本当の気持ちと向き合う事になる。
そして、一番大切な人に向けて読まれるかどうかもわからない手紙に、偽りのない気持ちをつづり始める……。

Amazon Prime内容紹介

ロング・トレイル

旅行記のベストセラー作家ビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)は、家族と共にセミリタイア生活を送っている。
ありふれた日常が続き、「なんだか物足りない…」と感じていた彼は、家の近くを通る3,500kmの自然歩道「アパラチアン・トレイル」の踏破を決意。
旅のパートナーを募る中、やってきたのは破天荒すぎる旧友スティーヴン・カッツ(ニック・ノルティ)。
期待と不安を胸に出発した二人に、大自然の脅威と体力の衰えという現実が立ちはだかる。
波乱の冒険は、やがて、思いがけない“心の旅”へと進路を変えていく…。

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さらば愛しきアウトロー

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ビッコレ

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