シニアライフ④:無頼50の法則(伊集院静編)

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伊集院静の無頼

世の中に、無頼は多い。特に、中高年になってから無頼であり不良中年である男が多い。特に、あまたいる不良中年の中でも、嵐山光三郎・伊集院静・白川道・丸山健二・桜井章一等の気になる無頼人たちの行動哲学を読み取り、彼らの提示する法則を出していきたい。今回は伊集院静の『無頼のススメ』を紐解いた。

「無類」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価…安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波乱万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!

この新たに始めた『法則』シリーズは、自分の糧にするのが一番のこと。そして、本を読まずとも、そのいくつかの法則をみて、自分で運とツキについて考えること、沈思黙考することが大事だ。それから、本を買うなり借りるなりして、自分の運とツキを上昇させよ。

考えるな。感じろ。

無頼とは何か

1.無頼とはその人の心の持ち方・生きる姿勢のこと

2.無頼とはあくまでも頼るものなし

3.人の行く道の裏に道あり花の山

4.他人と比較せず、自分の駄目さ加減を良く知っていること

5.人は生まれる時も死ぬときも結局は独り

6.自分はこうだと思うが他人には干渉しない

7.無頼は逆張りの思考

8.人とつるまず孤を知ること

9.正義など通らないのが世の中

10.生きものである自分の勘を磨いて信じよ

11.すぐ役立つものはすぐ役に立たなくなる

12.無頼とは常に何かに対して自立した個として怒っていること

無頼の掟

13.いい店を知るのには自分のお金で何回も失敗しろ

14.自分の中に滅亡の美を持っていろ

15.自分の健康は自分で決める

16.人に物乞いをするな

17.このまま行くと危険でも前に進め

18.情報より情緒を身に着けろ

19.頼るものなしと覚悟を決めてこそ本当の個の判断力がつく

20.恋愛は出合い頭。一目でするもの。

21.ギャンブルとはかりそめの死。そしてまた復活する。

22.人生には小さな死が何回も訪れる

23.男女が出逢ったらいつか必ず別れはやってくる

24.どんな哀しみにも終わりはある。時間がクスリ。

無頼の生き方

25.人の悪を見つめ続ける

26.いい人や善人と言われる人の方が怖い

27.人は誰でも外からは見えないその人なりの事情を抱えている

28.人間も社会もそう単純に割り切れるものではない

29.人間とは自分の中にどうしようもない連中が何人かいるようなもの

30.成績などで他人と自分を比べるな

31.幼少期の記憶が大事

32.生きている限り、闘いとは最後まで立っていること。だから、倒れない。

33.勝負事には自分のフォームをしっかり作っておかなくてはならない

34.天の運・地の運・人の運が人にはある

35.努力できることが才能

36.運を持てることが自分に幸いを呼ぶ

37.虚しく往きて実ちて帰る

38.自分がどうしようもない人間だと認識した上で事に当たる

39.前を見て、ウロウロしてみる

40.なるべく人のいるところへ行く

無頼の死生観

41.自分の中に何らかの「核」を持った人間は運を逃さない

42.仕事を通じた生きる信条は金とは別次元にある

43.顔は死生観まで映し出す

44.技術なんて、そんないいもんじゃない。

45.人間なんて這いつくばって横歩きに右往左往しているだけの存在

46.人間の技術は自然を相手にしたときそれほど信用できるものではない

47.安心や安全は誰かが保障してくれるものではない

48.相当のパワーがない限り他の人を救えない

49.日常なんていつだって突然壊れる

50.人間というものは得手勝手な危険な生きものと心得よ

コロナ下での無頼

伊集院静が随分と以前に出したものだが、2011年の東日本大震災のことにも触れていた。そして、私の無頼の死生観法則のところにも触れているが、このコロナ下の環境での人間の捉え方が大変参考になるだろう。

日常なんていつだって突然壊れる。そして、技術なんて、そんないいもんじゃない。人間の技術は自然を相手にしたときそれほど信用できるものではない。

人間なんて、所詮、這いつくばって横歩きに右往左往しているだけのちっぽけな存在であることをまずは知れと。

そして、安心や安全は誰もが保障してくれるものでもない。自分で何とかしろ。ましてや、お前自身が他人を救えるなどと思いあがるな。おまえに相当のパワーがない限り他の人を救えなどしないのだ。まずは、自分をどうにかしろ。

そして、人間というものは得手勝手な危険な生きものと認識して、そこは無頼になって生きて行けと。

コロナの環境になった今、人間の弱さを痛感する。大きな自然の脅威に対して。この伊集院静の無頼の記述内容には、大変共感できるところはある。

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