この人も成り上がりですか?危ない人ではないですか?
本での言い回しとか怖そうだけど、実際は違うんじゃないの?女にモテたがってるような感じだし。男として、そうだなと思えるような指摘もあるよ。
なら、読んでみましょうか??
この男の生い立ちも結構凄い。親の関係か、転々と日本を動いている。中学で拒食症、高校で心臓神経症で高校中退。20歳で東京に出てきて、競馬関係の仕事で儲けた後、作家として、エッセイを中心に活動している。
エッセイは初期は競馬のことを書いていたようだが、今は、「いい男の生き方」的なエッセイと「女にモテる」とか「いい女とは」系のエッセイを多く書いている。
この男の文章はとにかく、ストレートでシャープ。結構、言いたい放題である。有無を言わせない文章スタイルだ。「オレはこう思う。そして、それは正しい、間違いない・・・」という断定系である。なので、人によっては、この作家のエッセイを好きになるだろう。嫌う人も多いだろう。好き嫌いがどちらかに分かれる男。中間のない男なのだ。男らしさをかなり追求している感じだ。なので、好きな若者も多そうだ。この時代、独断できること、断言すること、好き勝手生きているように見えることに、若者は憧れるのだろうか?
一流になること
金持ちになること
女にモテるために運動すること
プライドにこだわること
軽自動車なんかに乗ってはいけない
その背景にあることは何だろうか?病弱だったからか?青年期にかけて、死を近くで経験しているからか?自分の作風で多くの金を得たからか?女性との修羅場が多くあったのだろうか?
この男の成り上がり方は、やはり、気になる。
反面教師の部分も多くありそうだが、そうは言っても、この男、自分の腕一つで、筆一つで、ここまで来たのだから、注目には値するだろう。
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